みなさま、こんにちは!
くらまめでございます。
今日は、花粉症の処方薬と市販薬の違いやら、診察料・処方料・眠気対策とか、花粉症薬全般について、詳しく解説していきたいと思います。
花粉症歴20年以上で初の処方薬
僕の花粉症歴をお話するにあたっては、幼稚園の年長あたりまで遡ることになります。
当時、アトピー性皮膚炎と小児喘息に、コテンパンにやられていた頃です。
僕の記憶にある中では初めての血液検査でアレルギー反応の検査。
今でも、鮮明に覚えてます。
スギ花粉・ひのき花粉・ペット・ハウスダスト・ダニ等々でかなりの反応を示したのを。
子供ながら、なんとなく、あぁーこういうのがダメなんだー。って思いました。
ただ、食物アレルギーはほとんど無かったように思います。気をつける食べ物も特に無いですし。
大人になるに連れ、花粉症の弊害が大きくなっていきます。
・仕事に集中できない。(集中力の著しい低下)
・オフィスで周りに気を使う。(くしゃみ等で騒がしくして申し訳ない。)
・寝付きが悪くなる。(鼻がズルズルでもう…。)
・そのせいで寝起きも悪い。
人生の転機「オレがパニック障害になりまして。」
そして、去年、1年で3度の溶連菌感染症。
この3度の溶連菌感染症のせいで、計10日近く寝込むことになりました。
(こんなムダなことはない!)
あと、このブログにも書いていないですが、実は去年、突如、パニック障害になりまして。
映画「ツレがうつになりまして。」的な感じで、
「オレがパニックになりまして。」って訳です。
自分が精神的に弱いと思ったことは過去一度もなかったので、精神科なんて一生自分とは関わりのないものと思い生きてきましたが、誰の心の中にも悪魔がいるようです。
精神的に強いと思ってるアナタ!気づかぬ所でストレス溜まったりしているらしいですよ!笑
そんな事もあって、三十路手前にして、健康に対して同世代と比較すると、異常に気を使うようになりました。
また、仕事の責任感も増えてきたことから、「健康的=仕事の生産性が上がる」ということに気がついたのも、つい去年のことですね。
市販薬で済ませてきたが…
ここまでご紹介した通り、
食物アレルギー以外なら、オレに任せろ。と言えるほどのアレルギー体質なのですが、今まで、花粉症の薬は市販薬で済ませてきました。
なぜなら、
花粉症ごときで、
診察を受けるのが面倒くさい。
これに尽きます。はい。
咽頭炎が出た時に、耳鼻科の先生に「花粉症でしょ?薬出しとく?」
と言われたのがキッカケで、花粉症の処方薬デビューを果たしました。
市販薬と処方薬の違い
ここ2,3年間お世話になってきた、アレグラFXを例に、処方薬との違いをまとめていきたいと思います。
今回ご紹介する処方薬は、
・飲み薬(ザイザル 30日分)
・点鼻薬(ナゾネックス点鼻液50μg 56噴霧用)
・点眼薬(アレジオン点眼液0.05% 5ml)
の3点セットをもらってしまった為、
下記表の価格や診察代等の費用は、3点セットのものになります。
あくまで参考程度でお願い致します。
市販薬 | 処方薬 | |
---|---|---|
名称 | アレグラFX | ザイザル |
分量 | 2週間分 | 1ヶ月分 |
価格 | 2,138円 | 2,840円 |
診察代等 | 0円 | 580円 |
費用計 | 2,138円 | 3,420円 |
費用/1日 | 153円 | 114円 |
服用回数 | 2回/日 | 1回/日 |
先程も書いた通り、ザイザル・ナゾネックス・アレジオン点眼液の3点セット、約30日分で診察代含め、計3,420円なので、処方薬の方がお得じゃないか!というのが、僕の中での結論です。
これなら、診察受ける手間を考えても、耳鼻科に行く価値あるかなと思います。
あと、病院によって、診察料は違うと思いますし、初診料かかる方であれば、もっと高くなりますので、上記価格はあくまで参考でお願い致します。
市販薬と処方薬の効果の違い
効果の違いに関しては、
おそらく、プラシーボ効果が絶大な威力を発揮してくれているような感じがするのですが。笑
処方薬の方が効きが良いと感じています。
それでも先週の日曜日のように、花粉が超絶多い日は、くしゃみ・鼻水出ます。
やっぱり、花粉症の処方薬飲んでいても、花粉の多い日は、マスクしておいた方が良さそうですね。
特段花粉が多い日以外は、マスクをせずとも、本当に快適に過ごせているので、感謝ですね。
花粉症薬の眠気対策は処方薬?
なんのこっちゃ?というタイトルですが、
結論からいうと、ザイザルやクラリチンと言った処方薬を貰っておけば良いのでは?と思っています。
市販薬「アレグラFX」の場合、あくまで「眠くなりにくい」ワケで、「眠くならない」ワケではありません。
そして、今回、僕が処方を受けた「ザイザル」。
眠くなりにくい分類のお薬ですが、アレグラやクラリチンよりも眠気の出る薬です。
どちらにしても、花粉症薬と眠気は切っても切れないようですね。
1日1回夜の服用で乗り切る
アレグラFXは1日2回の服用ですが、ザイザルやクラリチンの場合には、1日1回の服用でOK。
なので、夜にザイザルやクラリチンを飲めば、眠気対策はOKでしょ?と目論んだのですが。
薬剤師さんの話によると、気にするほどではないけど寝起きが少し悪くなる人も、たまにいるとのことでした。
眠気と効果の関係
あと、第二世代抗ヒスタミン薬の中でも、アレロックやジルテックは効果も高いが眠気も強く、ザイザルは効果が高く、眠気は起きにくい。ということのようです。
アレグラ・クラリチン・アレジオン等は、もう少し効果が穏やかな分、眠気はさらに起きにくいという分類で見ている薬剤師さんやお医者さんが多いようです。
比較的、軽度の花粉症の方であれば、先生と相談して眠気の出にくいものが良い旨、伝えるとよいと思います。
ザイザルの眠気・効果・寝起きについて
花粉症の過敏度にもよると思いますが、僕の場合、ザイザルでも花粉の多い日にマスクつけないでいると、くしゃみ・鼻水出ますね。
あと、寝起きの悪さとか、昼間の眠気は特に感じた事ないですね。
ザイザル服用での寝起きに関しては、
去年の記事でご紹介した光目覚まし時計で、寝起きだけは相変わらず抜群です。笑
OTC医薬品と医療用医薬品について
アレグラFXなんかもそうですが、OTC医薬品と言われるもので、有効成分が医療用医薬品と同成分になっている第1類医薬品(市販薬)ですので、効果に関しては、多分変わらないはずです。
アレグラを例にとると、
処方箋の必要な医療用医薬品である「アレグラ」と市販薬である「アレグラFX」は、どちらも有効成分は、「フェキソフェナジン塩酸塩」という成分。
そして、フェキソフェナジン塩酸塩の配合量も同じ60mgです。
医療用医薬品とOTC医薬品では、添加物が違ったりしますし、OTC医薬品の場合には、用法・用量の制限が厳しくなっていたりします。
15歳未満のお子様は耳鼻咽喉科へ
15歳未満は、アレグラFXもアレジオンも服用禁止です。
先ほど、ご紹介した、OTC医薬品の用法・用量の制限が厳しいという具体例です。
お医者さんに行けば、キチンとお子様でも飲める花粉症薬を処方してもらえますので、お近くの耳鼻咽喉科等を受診されることをお勧めします。
とにもかくにも、中学生以下のアレグラFX・アレジオンの服用は禁止ということです。
市販の花粉症薬は、高校生になってから!ということで。