いざ、鼻中隔湾曲症と下鼻甲介切除術の同時手術!鼻の通りとアレルギー性鼻炎の改善に向けて

先々月に行った、扁桃腺手術に引き続き、鼻中隔湾曲症矯正術と下鼻甲介切除術の同時手術を受けましたので、また記事にまとめたいと思います。

今回の手術を受けるまでの経緯

鼻中隔湾曲症の矯正手術は、扁桃腺摘出手術のついでに行うだけの予定だったのですが、僕が手術を受けた病院では、扁桃腺摘出術と鼻中隔湾曲症矯正術の同時手術が出来ないということが発覚。

仕方なく、2回に分けて手術を受けることにしたのですが、鼻中隔湾曲症の手術を受ける前の診察で、花粉・動物の毛、各種アレルギー性鼻炎があることもあり、それなら、下鼻甲介切除術も同時に行いましょうか?ということで、下鼻甲介切除術も受けることに。

ということで、今回受ける手術は下記の通り。

・鼻中隔湾曲矯正術
・下甲介粘膜切除術
・粘膜下下甲介骨切除術
・後鼻神経切断術

ということで、そろぞれ少しご紹介してみたいと思います。

鼻中隔湾曲症手術

鼻中隔湾曲症は、鼻の中心にある隔壁で、右の鼻の穴と左の鼻の穴を分けている壁です。
日本人の9割は、この鼻中隔が曲がっているそうですが、その具合も人それぞれで、重度になると、片方の鼻がずっと詰まっているような状況だったりします。

僕の鼻も、片方が常時詰まり気味な状態で、鼻うがいをしても一方通行だったりします。笑

鼻うがいを始めてから、呼吸の重要性を認識しました。
スムーズな呼吸ができると、集中力が上がるなど精神面でパフォーマンスが向上したのを実感した為、今回の鼻中隔湾曲症の手術を受けることにしました。

僕はまだ20代ですが、この先、平均寿命まで生きるとして残り50数年がより快適に暮らせるなら、早めに手術しておこうと思った為です。

下鼻甲介骨切除術・後鼻神経切断術

正確には、粘膜下下鼻甲介骨切除術。
担当医に、この手術を勧められた時に、受けることを即決しました。

下鼻甲介骨切除術は、花粉などのアレルゲンに対して反応する部分である、下鼻甲介という部分にあるひだと骨の部分を切除するという、アレルギー性鼻炎の根治性の高い治療法だそうです。
通常、切除というのがどの程度の切除なのかわかりませんが、今回、僕の手術では、ある程度削るだけ。というようなニュアンスの説明だったと思います。

もともと、こんな手術があるなんて知らなかったので、当初は、鼻中隔湾曲症矯正術のみを受ける予定でしたが、診察時に、この「下鼻甲介骨切除術」「後鼻神経切断術」を勧めてくれたので、感謝感謝です。

生まれて以来、ずっとアレルギー性鼻炎と戦ってきたので。笑

ちなみに、後鼻神経切断術では、蝶口蓋孔と言われる骨の穴から鼻に出ている神経を切断する手術なのですが、3~5年でまた神経が伸びてきて再発することがあるそうです。(個人差がある模様)

なので、花粉やペット・ハウスダスト等のアレルギー性鼻炎を完全に抑えるには、人によっては、3~5年に一度、後鼻神経切断術を受ける必要があるということなのかもしれません。
ただ、最近だと、舌下免疫療法の方が主流なのでしょうか?
僕のように、鼻中隔湾曲矯正術等のついでに受けるには良いのかもしれません。

ちなみに、後尾神経切断術ですが、「経鼻腔的翼突管神経切除術」と書かれていました。
この手術料がダントツで高い!保険点数が26,530点とダントツの点数。

鼻・副鼻腔手術のデメリット

まず、全ての鼻・副鼻腔手術に共通のデメリット・危険性・合併症・後遺症などのリスクをご紹介しておきたいと思います。
僕が医師から説明を受けたものを書いているので、全てを書ききれているワケではないと思います。

手術を受ける際には、必ず担当医から、全ての説明をきちんと受けてください。

大きくワケて、2つのリスクがあると聞きました。

1:出血

手術後は、鼻内にガーゼを挿入することで圧迫止血するのですが、この圧迫ガーゼを抜去する際に、動脈を損傷してしまうと、大量出血につながる場合があるそうです。
(頻度は1%以下とのこと)

2:術後感染

鼻腔内には常在菌が存在している為、無菌的手術が不可能。
そして、術後の感染で入院期間が延長する可能性が常にあるようです。

極稀に(0.1%程度)黄色ブドウ球菌による高熱・ショック症状も報告されているそうです。

 

ということで、次は、それぞれの手術のデメリット・リスクなどをご紹介していきたいと思います。

鼻中隔湾曲症矯正術のデメリット

僕が医師から説明を受けた、鼻中隔湾曲症矯正手術に伴うデメリットや危険性・合併症・後遺症について、ご紹介しておきたいと思います。

鼻中隔軟骨を切除するときに、鼻中隔に穴が空いてしまうことが稀にあるそうです。(頻度としては10%程度らしい)
しかし、自覚症状も特になく、大きな問題にはならないようです。

2つ目は、鼻筋の中ほどが凹む「鞍鼻」というものが、極稀に生じるようです。

色々なサイトで、鼻中隔湾曲症の矯正手術を受けると、鼻が低くなるという口コミもあるようですが、鼻の高さに影響を与えることはあまり無いようです。

痛みに関しては、あまり無いようです。
僕の体験談としても、痛みは全くありませんでした。
手術翌日から痛み止めが処方されたので、その影響かもしれませんが、カテーテルの影響で尿道の痛みはひどかったものの、鼻の痛みはありませんでした。

しかし、手術後数日間、止血のため、ガーゼを鼻に詰めておくことになりますが、この間、口呼吸で過ごすことが若干ストレスです。

見舞いに来られても、発生が億劫な為、会話することが若干ストレスでした。

粘膜下下鼻甲介切除術、後鼻神経切断術のデメリット

僕が医師から説明を受けた、粘膜下下鼻甲介切除術・後鼻神経切断術に伴うデメリットや危険性・合併症・後遺症について、ご紹介しておきたいと思います。

痛みに関しては、ほとんどないようです。

手術前と比較して、鼻水(鼻汁)の分泌量が低下したり、鼻腔形態の改善により、鼻が乾く、鼻の通りが良すぎる。といったことが逆にデメリットになることもあるようです。

しかし、鼻の通りが良すぎるというデメリットは未だに理解できませんね。笑
30年近く詰まった鼻で呼吸してきた僕としては。

今回は、術前検査なし

今回は、前回の扁桃腺摘出手術から日が浅いこともあって、術前検査に関しては前回の検査内容で問題ないようです。(再検査の必要はないとのこと)

前回の扁桃腺切除手術の際には、術前検査も1万2,000円程度かかりましたので、術前検査の再検査が不要というのは嬉しいところ。
(もちろん保険適用で1万2,000円です。)

手術1ヶ月半前(手術当日・入院の説明)

この日は、術前検査はないので、この日は、手術内容の説明と入院に関する説明を受けます。
いつもどおりの入院中の流れだったり、入院時に持っていくものの説明だったり。

説明と必要書類を渡されるので、入院当日までに、各種同意書だったり、連帯保証人の署名欄だったりを埋めて、病院に持参します。

人生初の個室希望を出す

前回、大部屋に入りましたが、空調が老人向けの温度設定で非常に暑い。
寝汗で1日2回は目が覚めるほどでした。
あと、いびきがうるさい。ということ。

耳鼻咽喉科の区画に入院することになるので、術後の喉の腫れや術後に鼻へ詰める綿球等の影響などで、いびきをかく方が多い!

ということで、今回は、個室の希望を出しました。

個室の料金

差額ベッド代が1日あたり7,500円ぐらいだったかと思います。最短9日間なので、67,500円!安くない!
ここは悩みどころですね…。

毎日睡眠薬をぶち込んで大部屋で寝るというのも費用だけ考えれば安上がりです。
僕の場合、睡眠薬を飲んでも、寝汗と他の方のいびきで毎日数回起きてましたので、どちらを取るかは難しい所ですね。

個室料金は保険適用?(差額ベット代)

上記で9日間67,500円と書きました。
「保険が適用されれば、3割負担で20,250円かー。」と思うかもしれませんが、こういった贅沢費用は当然、保険適用外です。

個室希望を出すと、差額ベット代という項目が明細書に増えますが、これは丸々自己負担になります。

当然、高額療養費制度の上限額も適用外です。

例えば、高額療養費制度を適用して、自己負担限度額が15万円。
そして、個室希望を出して、差額ベット代が7万円だった場合は、支払額22万円程度になります。

個室入院したいなら、差額は全額自己負担する必要があるということですね。

手術と入院中の流れ│手術体験談

手術と入院中の流れをご紹介しておきたいと思います。
僕の鼻中隔湾曲症とアレルギー性鼻炎の手術体験談のすべて。笑

入院当日

麻酔科医からの全身麻酔に関する説明と診察、
そして、手術室担当の看護師さんとの挨拶?があったぐらいで、
この日は、特に何事もなく、1日を終えました。

入院初日は、前回の時もそうですが、特にやることがありません。
そして、麻酔科医の診察の時間がわからない為、ひたすら病室で待たされます。

これが鬱陶しい!

そして、手術後はしばらくシャワー禁止の為、今日のうちにシャワーの予約をして最後のシャワーを楽しみます。

午前中に入院の為、昼ごはんも夜ご飯も常食が出ます。

入院2日目(手術当日)

この日は、12時から手術開始予定。
しかし、朝一で他の方1名の手術があるため、その方の手術が遅れると、僕の手術も後ろにずれ込みます。

なので、またもや待ち時間が鬱陶しいのですが、病室でおとなしく待ちます。

当日は、手術3時間前から絶飲食。
前日の夜9時以降は絶食。

ということで、飲食すら出来ないので、ひたすら待つという状況です。
手術の時間が来ると、担当の看護師さんが呼びに来てくれます。

ちょうど、時間通りぴったる12時ごろにお呼びが掛かりました。

手術時間は、2時間程度とのこと。

そして、手術室で麻酔科医の先生やら看護師さんと雑談をしながら、手術開始の時を待ちます。
全身麻酔開始の合図があってからは、当然記憶がありません。

手術で切除した鼻中隔(写真)

切除したものは、手術後に家族が見れるだけで、本人は見れない。ということを前回の扁桃腺切除手術で学習したので、親に頼んで写真を撮ってきてもらいました。

もっとグロいものを想像していたのですが…。

ハムとビーフジャーキーの欠片にしか見えません。

切除した鼻中隔

どれが、鼻中隔で下鼻甲介骨なのかは不明です。

手術後、尿道からオナラが

そして、病室に戻ったあたりから、意識がハッキリとしてくるのですが、いきなり尿意!
全身麻酔の影響でふらつくので、手術後2時間は、トイレに行けません。尿瓶です。

ちょっと2時間は我慢できなそうだったので、嫌々ながら、看護師さんに尿瓶を依頼。
しかし、全く出ない。

なんだかんだ2時間経過して、トイレに行けるようになったので、トイレに行ってみると出ましたが、排尿痛が!!!!
なぜだ!

しかも、人生初、男性器の先端から、おならが出ました。(尿道からオナラ)

ここで初めて聞いたのですが、手術に4時間掛かったとのこと。
手術中に尿道カテーテルを入れたそうです。

前回の扁桃腺摘出手術の時には、尿道カテーテルは入れてないはずです。
術後の排尿痛も無かったので。

口呼吸が辛い!!

鼻中隔湾曲症矯正術・下鼻甲介切除術・慢性副鼻腔炎の手術などを行うと、鼻内部の出血を抑えるために、長いガーゼを数日間詰めた状態で過ごします。

鼻奥にガーゼ、鼻の穴には、綿球を詰めています。
つまり、鼻呼吸は完全に無理です。

口呼吸で数日間過ごす必要があるのですが、初日はこれがめちゃめちゃ辛い。
喉奥に血痰が絡みますし、そんなことは関係なく口呼吸しなくちゃいけません。
扁桃腺手術と違い、咳払いも痰も吐き出せますので、この点は大丈夫。

ただ、この口呼吸の感じになれるまでに2~3日間かかります。
手術後は、この呼吸の辛さが、かなり不安でしたが医師によると、そういうもんですので、大丈夫ですよー!とのこと。

酸素マスクが取れたあとには

たしか、酸素マスクは、術後3時間で外せるようになります。

酸素マスクが外れたあとには、夕食が出ました。
今回は、全粥からのスタートです。

最初は、口呼吸がつらすぎて、全然食欲が出ず、食べるのをやめましたが、後々、空腹に襲われたので、頑張って食べきったら、元気でました。笑

本日の点滴

・アセテート維持液3G「HK」
アセテート維持液3G

・大塚生食注2ポート100mL
大塚生食注2ポート

入院3日目

今日から、服薬が始まります。

処方された薬は3種類。

・セフジトレンピボキシル100mg「日医工」
・コカール錠200mg
・イルソグラジンマレイン酸塩錠2mg「日医工」

鼻中隔湾曲症手術後の薬

セフジトレンピボキシルは、抗生物質。
コカール錠は、痛み止め。
イルソグラジンマレイン酸塩錠は、胃粘膜を保護したり、抗炎症作用がある薬のようです。

この日の朝に処方された為、術後、痛み止めは飲んでいないのですが、ほとんど鼻の痛みはありません。

ただ、喋るのが相当億劫です。それぐらい。笑

入院4日目

この日は特にイベントはありません。

朝から、鼻の穴に詰めた綿球変えとうがいを繰り返す一日でした。

点滴は一本だけ。
ブドウ糖加酢酸リンゲル液 ソルアセトD輸液
ソルアセトD輸液

入院4日目の点滴が最後となり、腕から輸液セット(?)が取外され快適!

扁桃腺摘出手術の時は、退院日までついたまんまでしたからね。

入院5日目(唯一の入浴日)

さて、この日も、特にイベントはありません。

点滴は、既に終了しているので、自分ですることは、鼻の穴に詰めている綿球の交換だけ。

徐々に血は滲まなくなってきてはいるものの、いまだに綿球がピンク色に染まります。

明日、鼻腔内に詰めたガーゼを取り除く日で、その前日ということで、手術後の唯一の入浴日なのですが、入浴で出血がぶり返さないか不安ですね。

明日の朝はガーゼを取り除く際の痛み止めとして、朝一で座薬を入れなきゃいけないようです。

入院6日目(ガーゼ抜去)

今日は、ガーゼ除去の日。
朝食が7時半。
朝食を食べ終わって8時頃に、痛み止めの座薬を入れます。

ジクロフェナクという座薬でした。
座薬_ジクロフェナク

実際、子供の頃に、親に座薬を入れられて痛い思いをした記憶がありますが、自分で座薬を入れるのは初めて。

なんだか、ろうそくのような質感で表面がヌルヌルしてるんですね。
肛門に当ててみると、意外と簡単に挿入出来ました。

しかし、すぐ出てきてしまい、しっかり目に入れないとダメでしたね。笑

ガーゼ抜去!痛みは…?

そして、座薬を入れた2時間後、圧迫止血用のガーゼを抜きに診察室へ。
(30分程度で痛み止め効果は出るらしいです。)

看護師さんから痛みがあると聞いていたので、ビクビクしていたのですが、意外とすんなり。
ガーゼと聞いていたので、メッシュ状のコットンシート的なものが血液で鼻腔内表皮と癒着しているのを想像していたのですが。

出てきたガーゼを見てびっくり。

パッと見、低反発ウレタン。
しかも、簡単にスルッと抜けました。
本当に気持ちよくスルッと抜けてビックリ。

タンポンガーゼっていうものらしいのですが、ガーゼなのに癒着してない!とかなり驚きました。

全く癒着することもなく、ここは不安に思わなくても大丈夫だと思います!
病院によって、圧迫止血用のガーゼもものが違うかもしれないので、なんともいえませんが…。

医師によると、「むしろ座薬いらないじゃないかと思ってます。」って言ってるぐらいでしたので、それぐらい痛みに関しては気にしなくて良さそうです。
かなり不安だったのですが。笑

小さいころに、爪が剥がれて、巻かれたガーゼが完全に指の傷口と癒着して、剥がすとき激痛だった記憶があるので。

そして、ガーゼを抜いたあとには、よく耳鼻科でやる鼻腔内洗浄的な?鼻の中にスプレーされます。

夕方に、吸入をして、今日のイベントは終わりです。

術後4日間は、ガーゼが鼻に入っているので、口呼吸の日々。
ここまで耐えれば、もうかなり快適です。

扁桃腺摘出手術の場合、だらだらした痛みが7~10日ほど続くので不快ですが、鼻中隔湾曲症・下鼻甲介切除術・後鼻神経切断術の手術に関しては、最初の5日間さえ耐えられれば、後はかなり楽です。

入院7日目(鼻うがいスタート)

入院7日目、今日は、ガーゼ抜去の後ということで、診察がありました。
経過は順調。

当然、鼻の中の壁は傷だらけのままで少量の出血があったり、滲出液が固まったり、血と鼻水が混ざったものが奥に張り付いていたりして、完全に鼻が通るまでには時間が掛かるそう。

ガーゼ抜去後の2日間は、毎日、鼻の掃除をしてもらいました。
(掃除機のような極細の管でゴミを吸い取ってもらう)

そして、もう一つ。

エネマシリンジというゴム製の簡易的なポンプのような器具で、鼻うがいがスタートします。

このエネマシリンジというやつは、Amazonでも様々なものが販売されていますので、こちらの画像を見て頂くとわかるかと思います。

ゴム製のポンプ本体と両端に逆止弁がついただけと思われるシンプルな構造。

病院で言われたのが、500mlのペットボトルを取っておいてくださいとのこと。
どうやら、生理食塩水を作って、ペットボトルにエネマシリンジのチューブを突っ込んで使うんだとか。

いざ、使ってみると、家で愛用しているハナクリーンEXのほうがよっぽど使いやすいわけですが、ハナクリーンEXを使っていいか?と聞いたところ、エネマシリンジを使ってくださいとのこと。

ざんねん・・・。

入院期間が短縮!

そして、当初は、入院期間が9日間の予定でした。
しかし、「明日、退院でいいですよ!」とのこと。

今回は、前回の扁桃腺切除手術で入院した時の教訓から、追加料金を支払って個室にしたので、早期退院はありがたい。

入院8日目(退院日!)

たのしいたのしい入院生活も今日で終わり。

朝10時までに、荷物をまとめて、そそくさと出ていかなければなりません。

ということで、無事退院!
今回の支払いも、入院時に限度額適用認定証を提出しているので、高額療養費制度の限度額が適用された額を支払うだけです。

還付申請や手続きは必要ありません。
手術の予定などがある方は、事前に「限度額適用認定証」を取得しておくと便利ですよ!

退院後しばらくの生活について

退院後しばらくは、1日2回の鼻うがいが義務付けられます。
ハナクリーンEXじゃなく、エネマシリンジだと時間がかかるし面倒。

1ヶ月ぐらい経過したら、ハナクリーンEXに戻そうと画策しています。

1ヶ月分の生理食塩水を作るための個包装された食塩と薬が処方されます。

退院時の処方薬

退院時に処方された薬をまとめておきます。
ナゾネックス以外は、すべて30日分処方です。

退院後の処方薬

塩化ナトリウム「日医工」250mg

鼻うがい用の塩化ナトリウムは写真撮り忘れました…。
本当に、ただ個包装されただけの食塩です。
家庭の食塩で代用可能なので、毎回計量するのが手間でない方は、そちらの方がコスパ良いです。

僕は、面倒なので、個包装されたものの処方をお願いしました。
というか、先生が聞いてくれました。「食塩でも代用可能なのですが、どうします?」と。
親切!

クラリスロマイシン錠200mg「EMEC」

クラリスロマイシン錠200mgの成分は、クラリスロマイシン。
マクロライド系の抗生物質で、僕も過去お世話になったことがある薬です。
なぜなら、咽頭炎や扁桃炎といった耳鼻咽喉科系の病気で処方された為。笑

その他にも、皮膚感染症、慢性気管支炎などでも処方される薬のようです。

タリオン10mg

タリオンの成分は、ベポタスチンベシル酸塩。
アレグラと同様、第2世代抗ヒスタミン薬で、花粉症等、アレルギー性鼻炎を抑える薬のようです。

鼻の手術を受けた後には、鼻腔内の手術跡が傷になっている状態なので、くしゃみや鼻をかむ機会を減らすために処方されているのかもしれません。

眠気が出るそうですが、僕はあまり眠気を感じません。

キプレス錠10mg

キプレス錠の成分は、モンテルカストナトリウム。
気管支の収縮を抑制する薬のようで気管支喘息の抑制、鼻腔の通りを良くし鼻づまりや鼻水・くしゃみも抑制するようです。

ナゾネックス

ナゾネックスの成分は、モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物。

ナゾネックスは以前、花粉症対策で耳鼻科に行った時に処方してもらいました。

 

ということで、耳鼻科によく行かれる方には、比較的、おなじみの薬でした。

退院後、1回目の診察(退院の1週間後)

今日は経過観察と鼻の掃除のみ。
のはずでしたが、2,3日前から、扁桃炎のような飲食時に喉の痛みが出るようになったので、それも見てもらいました。

経鼻内視鏡で鼻と喉をチェック。

特に、病名は言われませんでしたが、少し赤く腫れているとのことで、抗炎症剤を処方してもらい、次の診察は1ヶ月後とのこと。

ついでに、塩化ナトリウムも次の診察までもたないので、追加処方してもらいました。
次回診察の予約をして帰宅!

本日の診療費:2,020円
本日の薬代:480円

ちょうど2,500円。

この次の診察のことを書こう書こうと思いながら、時間ばかりが過ぎていき、もう忘れてしまいました。笑

ということで、鼻中隔湾曲症矯正術と下鼻甲介切除術の記事はこれにて終わりとなります。

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