生産完了モデル




Caparison Apple Horn
(Mattias "IA" Eklundh Signature Model)
開発ストーリー


 Mattias "IA" Ekludhに私が始めて会ったのは、'96年8月Freak Kitchenの2作目"Spanking Hour"のプロモーション来日の時だった。
私がホテルに持参した27FretのHorus Modelに興味を持った様で、とりあえずそれを使ってもらう事になった。すぐに、Rear Pickupにもっとパワーのあるものを付けたいという連絡が入り、3種類のPickupを送った。その中から彼はCaparison PH-Rを選んで、Horusに取り付けた。


 それから手紙で、仕様変更する点を打ち合わせApple Horn1(Yellow Body)を製作した。仕様の変更は、27FretまでJumbo Fretにする事、Volume位置を移動する事、Rear PickupをCaparison PH-Rにする、Body ColorはYellowでApple HornのGraphicを入れることだった。Apple Hornは、Mattiasが簡単な図を描いて送ってきたものをアレンジしてBodyに描いたもので、'97年11月に完成した。

 次に、サブギターとしてもう1本製作すると連絡して、こちらから仕様を提示した。
それが、Apple Horn 2(Black Body)。Apple Horn 1で実現できなかったFingerboardをEbonyにしてBindingを付ける事にした(Ebonyへの変更は、より音質をシャープにするため)、彼はこの案をとても喜んでいた。更にPosition InlayのClockを27Fretまで中央に揃える事にしたNeckの仕様はこれでほぼ完成した。Front Pickupには、Single Coil PickupのCaparison VS-Iを取り付けてみた。


'99年1月に完成した。
Mattiasからは、「Single Coilは好きだが、ブルージーな音で特にLiveでパワー不足だ。」と連絡が入る。Single Coil Pickupをパワーアップするための開発にはいる。


 Apple Horn 3は将来の事を考えて、こちらから仕様を連絡した。FingerboardをMapleにして、Body材をAlderにした。今回の来日で渡したので、どんな曲で使用するのか楽しみだ。

Signature Model Apple Horn Aurora(生産完了品)
Apple Horn 3と同時に製作していたのが、Signature Modelの Apple Horn Auroraで、今回の来日でテストしてもらうために2本製作、スタジオで音を出しながらFront Pickupをテストしてもらった。Front Pickupは、新開発のCaparison VS-IA Single Coilに決まった。Body Colorは、新素材を使ったAuroraカラー(基本のカラーはBlackだが光の当たり方で、いろいろな色に変化する。)に彼のシンボルマークであるApple HornをSilverで入れたもの、Auroraカラーは、細かい粒子なのでその配分を決めてもらう為に2本配分を変えたものを製作した。カラーが大きく変化する方に決まった。Caparison VS-IA Single Coil/Auroraカラー
 Machine Headには、Gotoh製のSGS G.H.A.Pを採用して、3種類のチューニングに対しての弦のテンションを調整できるようにした。(テンションバーを付けていないので、特にチューニングを下げる時には有効であったため)
 Head Inlayには当初Silver Apple Hornを入れる予定だったが、ピックと同じ彼のニックネーム"IA"を入れる事になった。
詳しい仕様はつぎの通り。


Caparison Mattias "IA" Eklundh Signature Model
Apple Horn Aurora 生産完了品
Specifications

HEAD
Head Stock:
Caparison Devil's Tail
Head Inlay: "IA" (Silver)
Head Finish: Black / Ivory Binding
Machine Heads: Gotoh SGS G.H.A.P.
NECK
Neck Scale: 24 3/4inch
No. of Fret: 27F
Neck Material: Hard Maple
Fingerboard Material: Ebony /Ivory Binding
Position Inlay: Clock
Frets: Jumbo
Nut: Schaller Locking Nut R2
Neck Finish: oil Finish
Neck Joint: Bolt-on
BODY
Body Style:
Apple Horn
Body Material: Mahogany
Bridge: Schaller S-FRT II
Body Finish: Aurora with Silver Apple Horn
PICKUP
Pickup Front:
Caparison VS-IA
Pickup Rear: Caparison PH-R
Control: One Volume with 2 way Switch
COLOR&OTHERS
Hardware Color:
Black
Strings: Dean Markley Light(.009 ~.042)
Accessories: Hard Case, Adjustable Wrench
*2000年2月発売開始 現在生産完了品です。

2001楽器フェア"Freak Guitar Workshop"で
Apple Horn Sand Stone
(アップル・ホーン・サンドストーン)を発表!


Apple Horn Sand StoneはBody形状をマイナーチェンジし、Apple Hornオリジナル・ボディシェイプが完成した!
前作Apple Horn Aurauraまでは、Horus ModelのMattias仕様だった。
Apple Horn Sand Stoneの計画は、Bodyの見直しから始まった。
1.1弦側のカッタウェイを深くして27フレットまでの演奏性を向上させること。
  (簡単に思われるかも知れませんが、Horus Modelの段階では、ボディバランスを
  崩しかねないために、カッタウェイの深さは限界だった。)
2.Mattiasからの要望で、指板材はRosewoodに変更することになった。
3.Mattiasのボディカラーに関する希望はグレイだった。
これらの修正を行った。さらに音質を向上させる事も考えていた。
 ボディ形状は、1弦側のカッタウェイを深くし、その為に失った質量をBridge後方のボディを大きくすることで補った。さらに、分厚いトップコートをなくしたSand Stoneフィニッシュを用いることで、ボディの鳴りがさらに向上しApple Hornオリジナルボディシェイプが完成した。
Mattiasのシンボルマーク、Apple Hornのデザインもより大胆にボディトップに彫り込むことが出来た。もちろん音質には影響を与えない。
 2001楽器フェアでのイベント"Freak Guitar Workshop"では、Apple Horn Sand Stoneの音を、実際にMattiasの演奏で確認していただけた。
ご来場いただいたお客さまからは、音がとても良かったと評価していただいた。
 Pickupは、Auraura同様のCaparisonPH-R、VS-IAの組み合わせ、コントロールも同様。

Jan.2002 Caparison Guitars Kanno

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2002-2005 kanno